核家族化や少子化が進み、地域や家庭では子ども集団が作れなくなってしまいました。園生活を通して大きい子どもが小さい子どもにいたわりや思いやりの気持ちで優しく関わり、小さい子のお手本となってくれることで、自信や自己肯定感を持っていきます。また、小さい子は大きい子に優しくされて心地よさを知ったり、あこがれの気持ちを抱いたり真似したりして、やってみたい、やってみようという気持ちが芽生えていきます。同年齢集団で育つ力と異年齢集団で育つ力の両方を遊びや生活の中で育てていきます。小さい時に優しくしてもらったり、可愛がってもらったりした経験がたくさんある子ほど大きくなった時に同じように人に優しくできる子どもに育ちます。